特集 |
販売用や販促用など、幅広い活用法があるビニール傘。販売効果 |
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ビニール傘の骨の色
ビニール傘の骨の色が銀から黒に変わってきています
ビニール傘の骨の色と手元の色が、銀骨・白手元から黒骨・黒手元に変わってきているのにお気づき
でしょうか。
これはデザイン上の嗜好の変化ではなく、実は環境への影響と大きく関係をしているのです。
ビニール傘の骨の色
これまで主流だったビニール傘の銀色の骨は、スチールに亜鉛メッキ塗装を施したものでした。
しかし、この亜鉛メッキが環境への影響が高いとのことから、ビニール傘の主たる生産国である
中国やカンボジアなどで規制がしかれるようになりました。
変わって登場したのが、スチールに黒電着塗装を施した黒骨・黒手元のビニール傘です。
黒電着塗装とは、電流を利用して塗料を塗布する方法で、環境にやさしく、耐蝕性にすぐれている
という特徴があります。
このように環境問題への対応により骨の色が銀から黒へと移行しつつあり、それにともなって、手元
や石突の色も銀骨にあわせた白から黒骨にあわせた黒へと変わってきているのです。